イベント終了
  京大式Think-up Camp! on-line
非接触でヒトを見る -ワイヤレス人体センシングが拓く次の社会-
CONTENTS
開催日時2021年3月17日(水)14:00~15:50
(Zoomウェビナー)
会場名オンライン開催
会場の住所オンライン開催
参加費3,300円(税込)※カード決済、銀行振込、請求書払い 入金締切日:2021年3月15日(月)
※振込先等の詳細については、お申込み受付の際に事務局からお送りするメールにてお知らせいたします。 
キャンセル規定クレジットカード決済後、入金後のキャンセルによる返金は受け付けておりません。
お客様の環境等が原因で発生した視聴できないといったトラブルに関しては、個別の対応や返金等はございません。
定員約100名程度
主催京大オリジナル株式会社
共催京都大学大学院工学研究科
Co-cS株式会社
申し込み方法下記「申し込みURL」よりお申込みください。
※申込期限:3月14日(日)
 (ただし、申込多数の場合、期限前でもお断りする場合がありますので予めご了承ください。)
※参加者はパソコンなどの端末、ネット環境が必要です。
※お申込者以外の方は視聴できませんので、予めご了承ください。
※オンラインセミナー開催前日にZoomへの接続情報をご登録のアドレスに電子メールにてお送りします。
※GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスをご利用の方、フィルタリング機能を有効にしている方は、削除フォルダ、迷惑メールフォルダもご確認ください。
※携帯メールを使用され、 メール防止フィルターをご利用の場合は、@kyodai-original.co.jpのフィルター解除をお願いします。
問い合わせ先京大オリジナル株式会社 コンサルティング事業部(岡田)
E-mail:event1@kyodai-original.co.jp
問い合わせ電話番号075-753-7766
申し込みURLこちらをクリック
チラシPDFこちらをクリック
イベント内容京大式Think-up Camp!は、京大研究者が有する最先端の知見・シーズとCo-cS(株)の「Tech Structure(※1)」という考え方を用いて、みなさまが新たな市場ニーズや研究開発テーマを探索できるセミナーです。

今回は、阪本卓也准教授(大学院工学研究科)のワイヤレス人体センシング技術を中心に、生体検知に関わる最先端研究を産業界で活用することを幅広く検討します。医療・ヘルスケアの業界に従事されている方はもちろんのこと、電化製品・モビリティ・化粧品・食品・アパレル等の分野などで、生体情報(呼吸や心拍数など)を活用した新規事業開発やマーケティングをご検討されている方まで、是非ご参加ください。

講師のご理解により、後日見逃し配信(期間限定)決定!

【阪本先生よりひと言】
近年、LINE、Twitter、Instagram、Facebookなど、インターネットを介したコミュニケーションの発達に伴い、個人の行動・考え・感情といった人体に関する情報を発信する機会が増えており、人体の情報はますます重要になってきています。人体の情報を得るには計測が必要ですが、人体は形状・運動・応答が複雑なシステムであり、正確な人体センシングを困難にしています。人体センシングは1)人体計測、2)データ信号処理、3)生体情報処理の3つで構成され、これらは別々の研究分野で独立に発展してきました。私の所属する研究室では、人体センシングの3要素をひとつのシステムとして捉えた「人体センシングに特化した統合計測技術」を実現するための研究を進めています。
今回は、レーダによる非接触での人体センシング、特に人体の呼吸・心拍・ジェスチャーなどの計測技術の原理と応用例をご紹介し、関連分野についての現状と今後の発展可能性についてお話しします。


【瀧氏よりひと言】
「Sleep Freely.世界の睡眠・呼吸問題を“非接触技術”で“やさしく”解決したい。」という思いで、非接触で睡眠時無呼吸症候群を治療する装置やスクリーニング装置の開発を目指しています。また、睡眠・呼吸障害に関するモニタリング技術の開発を行っています。
今回は、阪本先生等との共同研究を活用した、ミリ波レーダ技術に基づく非接触生体情報モニタリングシステムをご紹介します。


※1:Tech Structureとは
市場ニーズ・技術シーズの情報を構造化して整理し、関係性を見える化したもの。これを活用することで、マーケットイン・プロダクトアウトの両方の視点から課題の明確化、複雑な技術についての理解促進、関係者間における認識の共通化などが期待できます。(Co-cS(株)により商標取得済)


【Co-cS(コークス)株式会社ご紹介】
共創・イノベーションを誘発するプラットフォームの構築を目指し、2018年に設立。「モノづくりを考える」「技術を調査する」「共創をコーディネートする」をサービスの軸として、これまでに60以上の企業における製品・サービスの開発を支援。けいはんな学研都市をはじめとする自治体との連携も積極的に推進中。
取引実績:本田技術研究所、ヤマハ発動機、花王、東レ、豊田合成、竹中工務店など
所在地:東京都千代田区東神田1-15-9
HP:https://www.co-cs.net/

【京大式Think-up Camp とは】
3,000名以上の京大研究者のうち、知的財産に結びついているのは200名程度のみであり、未だ知られていないが、社会実装できる研究成果も多数存在。
そのため、「Tech Structure」という仕組みで市場ニーズとの関係性を可視化し、企業との共同研究、知財化、社会実装を目指していくための講座です。
TIME TABLE
14:00~14:05イントロダクション
14:05~14:45講演
「非接触でヒトを見る -ワイヤレス人体センシングが拓く次の社会―」

京都大学大学院工学研究科 阪本卓也 准教授
14:45~14:55大学教員出身のベンチャー企業の取り組み
「ミリ波レーダによる非接触生体情報モニタリング」

株式会社マリ 代表取締役 瀧宏文氏
14:55~15:00休憩
15:00~15:30産業界の事例分析
Co-cS(コークス)株式会社 CMO 小林展也氏
15:30~15:50質疑応答
登壇者
阪本卓也 准教授
京都大学大学院工学研究科電気工学専攻

京都大学工学部卒業、同大学大学院情報学研究科博士後期課程修了。同大学情報学研究科助教、兵庫県立大学大学院工学研究科准教授、オランダ王国デルフト工科大学客員研究員(兼任)等を経て、2019年から現職。
システム理論的人体センシング、非接触生体計測、ワイヤレスイメージング、レーダ人体測定を研究テーマとしている。
瀧宏文 氏
株式会社マリ 代表取締役

京都大学医学部医学科卒業後、医師免許取得。京都大学大学院情報学研究科特定助教、東北大学医工学研究科特任准教授を経て、2017年11月に株式会社マリを設立。
現在、東北大学医工学研究科非常勤講師、日本超音波医学会工学フェロー等も務める。