AIと量子コンピュータをとことん学ぶ4日間 人工知能と量子コンピュータ:情報学の新パラダイム |
開催日時 | 2019/01/30(水) 09:50 ~ 2019/02/02(土) 19:00 |
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会場名 | 京都大学楽友会館 |
会場の住所 | 京都府京都市左京区吉田二本松町京都大学楽友会館 |
地図 | 地図(GoogleMap) |
参加費 | 50万円(税込)
後日請求書を郵送いたします。 同一企業からの複数参加の場合割引あり |
定員 | 30名(定員に達し次第締め切り) |
主催 | 京都大学ELP事務局 |
申し込み方法 | 下記フォームよりお申込みください。 |
問い合わせ先 | 京都大学ELP事務局(担当:藤原、延田)
詳細ページ https://www.elp.kyoto-u.ac.jp/intensive/ |
問い合わせ電話番号 | 075-753-5158 |
申し込みURL | こちらをクリック |
チラシPDF | こちらをクリック |
イベント内容 | 本講座では、量子コンピューターが社会にとって身近となる時代を見据え、AIと量子コンピューターの技術的、理論的知見といった基礎、基盤を抑えることが狙いです。「AI、量子コンピューターとは一体何か?」「現在の事業にどんな影響があるのか?」「自社の事業にどう取り込み、生かすことができるか?」など本プログラムを通して明らかにします。また、プログラムの中に哲学の講義を盛り込み、AI、量子コンピューターが人類社会にどんな影響を与え、どんな変化をもたらすのか、その変化に対し我々はどう向き合うべきかを議論し、文明論、社会学的な視点の獲得も目指します。 |
1日目 10:30 ~ 13:10 | 『人工知能が人類の脅威となるか』
人工知能ブームの先のことを考えよう 講師:京都大学大学院准教授 趙亮 内容:素晴らしい学習機能を持ち,単一の仕事において人間より優れる人工知能が次々に現れてきている。この研究は、賢くなるためにはどうしたらいいか、人間より賢い人工知能が実現できるのか、できるなら人間の存在意義がどこにあるか、等の問いを考えることによって、人間、そして人間の存在価値、人工知能の研究等に対して新しい風を与えたい。 |
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1日目 14:10 ~ 16:50 | 『社会〜会話〜AI』
AIに媒介されたコミュニケーション 講師:京都大学大学院教授 西田豊明 内容:いまや研究室の壁を越えて、社会に広く浸透しつつあるAI(人工知能)の研究開発の歴史、原理、ビジョンについて講述する。AIが社会に与える影響、AIの研究開発と利活用を人類にメリットのあるものにするための諸活動、そして今後の可能性について議論する。さらに人間とAIとのコミュニケーションの奥にある会話の共有基盤の構築の可能性を探り、これからの人とAIの混成社会をデザインするヒントを得る。 |
1日目 17:00 ~ 18:30 | 『デジタルゲームの人工知能』
講師:三宅陽一郎 |
2日目 9:30 ~ 12:40 | 『機械学習』
自ら学習する人工知能の仕組みと応用 講師:鹿島久嗣 内容:機械学習は現在の人工知能の中核となる技術であり、様々な分野で大きなインパクトをもたらしつつある。講義では機械学習の基本的な考え方や方法論について初歩から解説するとともに、深層学習や集合知の利用などの近年の動向についても紹介する。 |
2日目 13:40 ~ 16:50 | 『AI時代におけるビックデータの創出のための通信技術』
研究から開発、国際標準化、実用化に至る実学の実際 講師:原田博司 内容:ビッグデータ創出技術である無線通信ネットワークに関する研究から国際標準化、商用、実用化に至る実学の実際に迫る。研究の成果のみならず、国際標準化において採択されるためのノウハウ、国際標準化で勝ち抜くために今行うことを紹介し、真のイノベーションを創出するために必要なことを議論する。 |
2日目 17:00 ~ 18:30 | 講師:山口栄一
『あしたのためにー量子力学 超入門』 量子力学をまったく知らない受講者のために 量子力学を習ったことのない方のために、量子力学が生まれた歴史とその着想、さらにはその思想にまで立ち戻って、量子力学への入門を果たす。量子力学は、20世紀に生まれた諸科学のなかでもっとも崇高で重要な科学であり、森羅万象の根本原理そのもの。量子コンピューターの理解のみでなく、人生を豊かにするために学んでほしい。 |
3日目 9:30 ~ 12:40 | 『量子コンピューター: 量子ゲート方式(仮)』
講師:井元信之 |
3日目 13:40 ~ 16:50 | 『量子アニーリングが示す社会の未来像』
D-Wave 2000Qを実際に利用してわかること 講師:大関真之 内容:量子アニーリングという技術によって実現した量子コンピューター「D-Wave」。驚異的な計算速度を誇り、夢のマシンと言われる量子コンピューターを利用することでどんな結果が得られるのか、みてみよう。その性能にがっかりするか、それとも未来を感じるか、その技術を見守るのか、育てるのか。あなたはどの選択を取るのか。それを問う。 |
3日目 17:00 ~ 19:00 | 『パネルディスカッション: 量子コンピューターはいつ”もの“になるのか?』
パネリスト:藤井啓祐、井元信之、大関真之 |
4日目 10:00 ~ 13:10 | 『AI技術文明と人間の生き方』
生存のための「人間の条件」再考 講師:鈴木晶子 内容:AIなど新たな技術文明の創生期にあって、人間の知情意、身体はもとより、時空意識や世界観、死生観も変わりつつある。今後は機械との差異化を通して人間はその独自性について考えていく必要がある。「人間であること、あり続けること」-Human Beingの条件について思索することは、社会や組織、もとより自身の未来を創造するための核である。AI技術文明だからこそ考えるべき人間の生き方を取り上げる。 |
4日目 14:10 ~ 16:50 | 『「次なる時代」とは何か』
新規事業ならびに会社の意味と意義 講師:宮野公樹 内容:いつの世も我々(または会社)の目指すところが幸福であることには変わりない。では、その幸福とは何か。それを知らずしてそれを求めることはできまい。学問(=哲学)の見地から全体のプログラムを振り返ることで、得た知識を正しく活かすことを学ぶ。何かを学ぶとは自分を知るということ。自分を知るということは自分が変わるということ。自分が変わるということは世界が変わるということ。世界をかえるなどあまりにたやすい。 |