イベント終了
  がん治療のイノベーションに向けて
〜最新研究成果と大学が果たすべき役割を再考する〜
CONTENTS
開催日時2024年3月27日(水)10:00~12:10
会場名現地会場:京都大学 iCeMS本館2Fセミナー室
オンライン会場:Zoom
会場の住所京都市左京区吉田牛ノ宮町
地図地図(GoogleMap)
参加費無料
キャンセル規定
定員現地会場:30名 オンライン:200名程度
主催京都大学高等研究院物質ー細胞統合システム拠点、量子ナノ医療研究センター
共催京大オリジナル株式会社
申し込み方法以下「申込URL」からお手続きください。 【申し込み〆切】現地参加:3月26日(火)12:00、オンライン参加:3月27日(水)10:00
問い合わせ先京大オリジナル株式会社 共創アシストチーム
E-mail:event1@kyodai-original.co.jp
申し込みURLこちらをクリック
チラシPDFこちらをクリック
イベント内容ゲノム診断の進展や分子標的薬の開発、がん免疫治療など、グローバル規模で日々進歩を遂げる“がん治療”ですが、なおも我が国では40年以上にわたり、国民の死因のトップに位置し続けます。この課題に取り組む政策当局、企業、臨床医、研究者、大学などが、日々研究や検討を進めているところです。

しかし、グローバルながん治療に関する最新情報は様々な主体が独自に保有しており、情報共有が不十分です。一般的にイノベーションは異分野融合等で創出されやすいとされていることから、がん治療に関する情報の停滞が、がん治療のイノベーションを阻害している可能性があります。

本セミナーでは、産学の最前線で活躍する専門家たちが集まり、最新のがん治療研究をレビューしながら、情報共有とイノベーション促進のための方策を議論します。是非、ご参加ください。

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【京都大学 がん治療イノベーション・コンソーシアム(仮称) 検討メンバー】
○代表
玉野井 冬彦(京都大学 高等研究院 物質-細胞統合システム拠点 特定教授、カリフォルニア大学 ロサンゼルス校 クロスアポイントメント教授)
○コアメンバー(50音順)
・掛谷 秀昭 (京都大学 大学院薬学研究科 創発医薬科学専攻 システムケモセラピー分野 教授)
・金井 雅史(関西医科大学 附属病院がんセンター 教授)
・茶本 健司 (京都大学 大学院医学研究科 がん免疫PDT研究講座(産学共同) 特定教授)
・原田 浩(京都大学 大学院生命科学研究科 がん細胞生物学 教授)
・松本光太郎(京都大学 高等研究院 物質-細胞統合システム拠点 特定助教)
・武藤 学 (京都大学 大学院医学研究科 医学専攻内科学講座腫瘍薬物治療学 教授) 


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※諸事情により、本セミナーに関して、やむを得ず変更又は中止する場合がありますので、あらかじめご了承ください。その場合、変更又は中止についてWEBサイトへの掲示およびお申込いただいた皆さまにはメールにてご連絡いたしますので、ご確認をお願いいたします。
TIME TABLE
10:00-10:10開会挨拶・趣旨説明
京都大学 高等研究院 物質-細胞統合システム拠点 特定教授、カリフォルニア大学 ロサンゼルス校 クロスアポイントメント教授  玉野井 冬彦
10:10-10:15来賓挨拶(収録動画配信)
厚生労働省 がん・疾病対策課長  西嶋 康浩 氏
10:15-10:45基調講演
京都大学 大学院医学研究科 腫瘍薬物治療学 教授  武藤 学
10:45-11:25取組紹介
(1)八洲薬品株式会社 代表取締役社長  廣岡 祥弘 氏 
(2)シスメックス株式会社 中央研究所長  佐藤 利幸 氏
(3)京都大学 大学院薬学研究科 創発医薬科学専攻システムケモセラピー分野 教授  掛谷 秀昭
(4)京都大学 大学院医学研究科 がん免疫PDT研究講座(産学共同) 特定教授  茶本 健司
11:25-12:10パネルディスカッション 「がん治療のイノベーションに向けて」
(1)京都大学 大学院医学研究科 医学専攻内科学講座腫瘍薬物治療学 教授  武藤 学
(2)八洲薬品株式会社 代表取締役社長  廣岡 祥弘 氏 
(3)シスメックス株式会社 中央研究所長 佐藤 利幸 氏
(4)京都大学 大学院薬学研究科 創発医薬科学専攻システムケモセラピー分野 教授  掛谷 秀昭
(5)京都大学 大学院医学研究科 がん免疫PDT研究講座(産学共同) 特定教授  茶本 健司
(6)京都大学 高等研究院 物質-細胞統合システム拠点 特定教授、カリフォルニア大学 ロサンゼルス校 クロスアポイントメント教授  玉野井 冬彦 (モデレータ)
12:10事務局からご案内
登壇者
武藤 学
京都大学 大学院医学研究科 腫瘍薬物治療学 教授

1991年福島県立医科大学卒業。1991~95年いわき市立総合磐城共立病院消化器内科。1995〜2007年国立がんセンター東病院レジデント、スタッフ、医長。2001〜07年同センター研究所支所がん医療開発部室長。2007年京都大学大学院医学研究科消化器内科学講座准教授。2012年〜同研究科腫瘍薬物治療学講座教授。 2018年~同大学病院 クリニカルバイオリソースセンター長・iPS細胞治療研究センター長・同大学病院 病院長補佐。同大学病院 先端医療研究開発機構 副機構長、がんセンター長。
廣岡 祥弘 氏
八洲薬品株式会社 代表取締役社長


1982年東京の自由学園最高学部卒業後、再度、近畿大学薬学部を受験し1984年同学卒業。ファルマシア株式会社(現 グローバルライフサイエンス・ジャパン株式会社 : 通称サイティバ)に入社後、1987年に八洲薬品株式会社に入社。1998年社長に就任(現任)。
「研究者の成功が我々の喜び」と研究のサポート役として営業を展開する。
研究者の素晴らしい技術の成果を形として世の中に展開すべきと、産業界とのパイプ役を目指し日夜努力しております。
掛谷 秀昭
京都大学 大学院薬学研究科 創発医薬科学専攻 システムケモセラピー分野 教授

博士(工学)(慶応義塾大学)。研究領域は、ケミカルバイオロジー、天然物化学、創薬科学。理化学研究所研究員、同副主任研究員、U.C. Davis客員研究員(兼任)、MIT客員研究員(兼任)などを経て、2007年より現職。「切れ味の鋭い生物活性物質(新薬)は新しいサイエンスを切り拓く」の信念のもと、ケミカルバイオロジー研究及び天然物化学を基盤としたアカデミア創薬研究を展開。
茶本 健司
京都大学 大学院医学研究科 がん免疫PDT研究講座(産学共同) 特定教授

博士(医学)(北海道大学)。2006~10年 北海道大学 遺伝子病制御研究所 助手・助教。2010~11年 Harvard Medical School Brigham and Women’s Hospital 日本学術振興会海外特別研究員。2011~15年 Ontario Cancer Institute Princess Margaret Cancer Center 研究員。その後、2015年~現在 京都大学 大学院医学研究科免疫ゲノム医学 特定助教・特定講師・特定准教授。2021~23年 京都大学 大学院医学研究科 がん免疫PDT研究講座(産学共同) 特定准教授。2023年より同特定教授。
玉野井 冬彦
京都大学 高等研究院 物質-細胞統合システム拠点 特定教授、カリフォルニア大学 ロサンゼルス校 クロスアポイントメント教授  

名古屋大学理学部博士課程修了(理学博士)後、ハーバード大学医学大学院 博士研究員、コールドスプリングハーバー研究所 主任研究員、シカゴ大学 助教授、カリフォルニア大学ロサンゼルス校 教授を歴任し、2017年から現職。「がんを終わりにしたい」というモチベーションで研究に取り組み、患者がん由来の鶏卵モデルを使用した個別医療実現および新規放射線治療の開発を目指している。
佐藤 利幸 氏
シスメックス株式会社 中央研究所長

1998年シスメックス株式会社に入社 中央研究所 研究員
中央研究所 主任研究員、研究開発企画本部 R&D戦略部長を経て2021年より現職
専門は研究企画、生体医工学