京都大学 女性エグゼクティブ・リーダー育成プログラム



★2024年度よりサイトを移行しました。詳しくはコチラ。https://www.wel.gsm.kyoto-u.ac.jp/

★第2期(2024年度)について、パンフレット(暫定版)を公開いたしました。ぜひご覧ください。

★京都大学 女性エグゼクティブ・リーダー育成プログラム(WEL)は第1期(2023年度)が終了し、現在第2期募集中です。

■NEW!(第1期2023年度の内容となります。)
2023.09.08 講師リストを更新しました!
2023.09.08 講義スケジュールを更新しました!
2023.04.20 講師リストを更新しました!
2023.04.14 講義スケジュールを掲載しました!
2023.03.17 WEBページを公開しました!

 

※パンフレットを第2期(暫定)版に更新いたしました。

 


ジェンダーダイバーシティの向上は、少子高齢化が急激に進展し、働き手の減少が深刻化しているわが国において、それぞれの才能と意欲を発揮する社会の実現というウェルビーイングの観点から、また、人的資本の有効活用を通した企業価値向上の観点から、喫緊かつ重要な課題とされています。
特に女性の活躍の場を広げるためには、女性のエグゼクティブが増えることが必要ですが、現実にはその人数は少なく、身近なロールモデルとの出会いが困難となり、結果的にエグゼクティブを目指す女性を躊躇させるという悪循環に陥っている状況です。そのような悪循環を打破するには、地道で継続的な社会的努力が必要であり、そのなかでも教育の役割はきわめて重要と考えられます。
そこで、基本理念に「多元的な課題の解決に挑戦し、地球社会の調和ある共存に貢献」と掲げる京都大学では、総長からの助言のもと、ジェンダーダイバーシティの向上にコミットする企業等とともに、「女性エグゼクティブ・リーダー育成プログラム」を経営管理大学院において開講し、産学が連携してジェンダーダイバーシティの向上に貢献していくこととしています。

 


役員を目指している、または将来に役員候補になり得る女性を対象とする育成プログラムです。プログラムの受講期間は6か月間(合計約70時間)です。オンライン授業は平日、対面授業は土曜日に開催します(予定)。
本プログラムでは、講義、プレゼンテーション、ケーススタディ、パネルディスカッション、グループコーチングセッションなど、参加者がトップマネジャーとして成果を上げるための充実した学習体験を提供します。とくに、女性リーダーが直面する様々な課題や成功するために必要となる知識とスキルを身につけるための、女性リーダーに特化した内容となっていることが強みです。
また、京都大学経営管理大学院(GSM)の教授陣に加え、主に女性経営者、コンサルタント、その他様々な専門家とのネットワーキングを通じて参加者の将来のキャリア形成を支援します。

 


オンラインと対面を効果的に組み合わせたプログラム
女性エグゼクティブ・リーダーの育成に特化したプログラム
世界で活躍する女性エグゼクティブ達が講師として参加
国際経験豊かな教員、講師勢によるレクチャー

 


体系的な知識の修得(オンライン授業)
経営戦略、リーダーシップ、ガバナンス、財務等、トップマネジメントに求められる基礎的な科目を学べます。

▶女性エグゼクティブに特化した知識の習得(オンライン授業)
取締役会での行動様式や、組織内外のネットワークづくりなど、ジェンダーの固定観念にまつわる問題、そして社外取締役から見たガバナンス改革、ダイバーシティ課題などを学べます。また、成功を収めている他の女性プロフェッショナルと意見を交わす機会を得ることができます。

▶コーチング・セッション(対面授業)
受講者のロールモデルとなりうる女性経営者・女性経営幹部をメンターとして招き、プログラム参加者が抱える課題に対し、アドバイスを受けることができます。女性プログラム参加者によるグループプレゼンテーションと活発なディスカッションで構成され、将来的に自立した女性リーダーとして活躍できるよう、自己啓発を支援することにより、組織の中で直面する課題を克服することを目指します。

▶参加メンバー、講師陣、ゲストスピーカーとのネットワーキング
初回、中間点、最終打ち上げに、ネットワーク作りのための機会を設けます。さらに、プログラム修了生同士のネットワークも構築していきます。プログラム修了後も様々なイベントなどを通じて、現役参加者や修了生である女性エグゼクティブと継続的に交流をもつことができます。このプログラムで得たネットワークは、みなさんの強みになることでしょう。

 


講師として迎えるのは、日本はもちろん、世界中で活躍する女性エグゼクティブ達です。経営学の知識は研究者である教員から学ぶことができますが、女性エグゼクティブによる実際の経験に基づいた説得力のあるレクチャーは得難いものです。こうした講師陣をメンターに迎えたコーチングセッションやディスカッションを体験することで、参加者が将来のリーダーとなる能力を磨きます。


講師陣一覧はこちらから

 


講義スケジュールは下表の通りです。(講師や日程、カリキュラムは変更になる可能性があります。)「2023年度」PDF版はこちらから

※第2期(2024年度)のスケジュールは調整中です。

 


本プログラムは法人向け会員プログラムとなっています。個人でのお申込みの方は別途ご相談ください。

 


2023年度:16社様にご入会いただいております。

<公表にご同意いただいた会員様>(2023.9.1時点 五十音順)
奥滝電気株式会社、オムロン株式会社、京セラ株式会社、株式会社グリーンハウス、株式会社島津製作所、株式会社新日本科学、住友ゴム工業株式会社、セイコーエプソン株式会社、株式会社電通、株式会社ニチイホールディングス、阪和興業株式会社、日立造船株式会社、株式会社堀場製作所、みずほ証券株式会社、株式会社村田製作所、山田コンサルティンググループ株式会社

 


▶どういった女性を対象にしているかお教えください。
・本プログラムは法人向け会員制プログラムですので、法人に所属する方が対象です。
・その中でも、役員を目指している、または将来に役員候補になり得る女性を想定しています。具体的には40代を中心に30代~50代の方を想定しています。
・ただし、各法人様においてケースバイケースですので、これらの方々に限定するものではありません。

▶京都まで遠く、宿泊するのは難しい。
・基礎的なプログラムは平日夜間のオンラインを前提にしています(隔週)。
・また、京大での対面講義の場合、土曜の10時半以降、17時までを想定しています(月1回)。

▶法人向け会員制プログラムとのことだが、正会員の場合、女性社員のスキルの向上以外に、法人としてのメリットはどのようなものがあるか。
・京大研究者や国内トップランナー企業のマネージャーを講師とした、会員の人事担当者様をはじめ幅広い方々を対象とした、ダイバーシティや情報開示に関するセミナーや意見交換の開催
・対象女性社員以外の女性社員によるオブザーバー参加(お試し参加、条件あり)
・法人会員のお名前を本学WEBに掲載することなどを予定しています。

▶京都大学 エグゼクティブ・ビジネスプログラム(EBP)とは、何が違うのか。
・まず、対象が異なります。EBPの対象は「将来、トップマネジメント、全社経営を担うことが期待されている幹部候補者(取締役、執行役員クラスおよびそれに準ずる経営層の方々)」となります。
・一方、本プログラムの対象は上記の通りとなっており、基本的には課長クラス、またはそれ以上の女性エグゼクティブとなります。
・また、EBPは法人、個人からの受講申込でのご参加となりますが、本プログラムは法人向け会員制プログラムとなっています。(参考:EBP【2024年度第5期】 https://www.kyodai-original.co.jp/kuebp2024/ )

 

※パンフレットを第2期(暫定)版に更新いたしました。

<お問い合わせ先>
京都大学女性エグゼクティブ・リーダー育成プログラム運営事務局
※本プログラムの一部業務は、京大オリジナル株式会社が京都大学経営管理大学院より委託を受け実施しています。
E-Mail:wel-kyoto2024@kyodai-original.co.jp