本講座では、京都大学情報学研究科知能情報学専攻の各研究室の教員が、最先端の研究内容に基づいた「人を知る」人工知能にまつわる講義と演習を全8分野に渡って提供します。
最先端の研究に根差した、専攻教員から 直接受ける座学と具体的実装体験を通し、人工知能の本質の理解とその実世界課題解決に向けた実践的技術の習得を目指します。
講座特徴
最先端研究に従事する現役の教授らが直接指導
講師は、知能情報学専攻の特長でもある、網羅的な人工知能に関する研究分野に携わる8名の教員が担当します。 知能メディア、機械学習、脳認知という幅広いAI技術において、『人を知る』ことで得られる最先端の理論を学ぶことができます。
理論のみに偏らず実践との組み合わせ(座学と演習)で構成
理論だけでなく、Pythonなどを用いたクラウド上での開発演習を行うこともでき、実践的な技術を身につけることもできます。
短期間集中の講座
大学での学習では時間がかかる内容が、一気に具体的に手を動かしながら短期間に集中して受講することができます。
講座の狙い
知能情報専攻の研究内容の発信
今後最重要になってくるであろう人工知能技術の方向性に関して、「知能情報専攻」では様々な先行研究を実施しています。
普段は京都で研究教育をしており、なかなか触れて頂く機会がないところを、東京開催をすることにより、多くの人に知って頂ける機会となります。
産学連携のための入り口
色々なタイムスパンでの研究、10年から数年先を見据えた長期的視点に立った基礎研究から、来年にでも実装ができて世に出せるかもしれない応用技術にいたるまで、社会適用につなげていきたい思っています。
今回の講座をきっかけとして先の技術を一緒に作り出していく産学連携を促進していきます。
知能情報専攻の社会還元
情報処理の世界でも、「人」そのものが技術であり、「人」を育て「人」が流動し「人」が常に学んでいくことでしか、最新の技術や知見は使えません。
単なるアウトリーチの一環という意味ではなく、大きなスケールで「人」を育てるということを目指し、今回の講座は大学と企業で未来社会を共に創っていくための第一歩と考えています。