PROGRAM
専門コース(基礎/応用)
スクールリーダー育成のためのオンライン・リレー講座
E.FORUM2021 全国スクールリーダー育成研修
2021.7.3(土) 〜 2021.8.22(日)
14:00~16:00
- 日時
- 2021.7.3(土) 〜 2021.8.22(日)14:00~16:00全5回
- スクールリーダー育成のためのオンライン・リレー講座
E.FORUM2021 全国スクールリーダー育成研修
- 会場
- オンラインZoomによるライブ配信
- 受講料(税込)
- 2,000円/回クレジットカードのみ
- 定員
- 150名程度/回(定員に達し次第締切)
学校・教育委員会の関係者、教員志望の学生
(受講対象者以外の方(企業の方など)は、ディスカッションにはご参加いただけません。予めご了承の上、お申し込みください。)
- 講師:石井 英真
- 京都大学大学院教育学研究科 准教授(講師・プログラム・コーディネーター)
【受講生へのメッセージ】
専門は教育方法学(学力論)です。学校で育成すべきで、育成可能な資質・能力の中身をモデル化し、それを育成するためのカリキュラム・授業・評価のあり方について、理論的・実践的に研究しています。本講座が、これからの学校や学びのあり方について考える上で、少しでも手掛かりになることを願っています。
【主な著書】
『 今求められる学力と学びとは―コンピテンシー・ベースのカリキュラムの光と影』(単著、日本標準、2015年)、『再増補版・現代アメリカにおける学力形成論の展開』(単著、東信堂、2020年)、『授業づくりの深め方』(単著、ミネルヴァ書房、2020年)、『未来の学校―ポスト・コロナの公教育のリデザイン』(単著、日本標準、2020年)など。- 講師:明地 洋典
- 京都大学大学院教育学研究科 准教授(講師)
【受講生へのメッセージ】
専門は発達科学、認知科学です。「人間とは何か」という問いに答えるため、発達とその多様性、社会性や適応などを軸に研究を行っています。このような問いに答える営みが回りまわってよりよい社会や教育へ繋がることを望んでいます。
【主な著書】
『Comprehensive Guide to Autism』(共著、Springer、2014年)、『発達科学ハンドブック: 自閉スペクトラムの発達科学』(共著、新曜社、2018年)など。- 講師:西 見奈子
- 京都大学大学院教育学研究科 准教授(講師)
【受講生へのメッセージ】
専門は臨床心理学で、特に精神分析について実践、研究をしております。今回は、臨床心理学の歴史を辿りながら、心のケアについて考えてみたいと思います。
【主な著書】
『精神分析にとって女とは何か』(編著、福村出版、2020年)、『いかにして日本の精神分析は始まったか : 草創期の5人の男と患者たち』(単著、みすず書房、2019年)、『子どもとかかわる人のためのカウンセリング入門: 教育相談支援 』(編著、萌文書林、2010年)など。- 講師:楠見 孝
- 京都大学大学院教育学研究科 教授(講師)
【受講生へのメッセージ】
専門は教育心理学・認知心理学です。実践知の獲得,批判的思考力や探究的学習スキルの育成や評価、探究的学習が学力に及ぼす影響に関心を持っています。本講座が、自分の教員としての実践知の獲得を振り返り,スクールリーダーとして活躍するきっかけとなることを願っています。
【主な著書】
『実践知:エキスパートの知性』(共編著、有斐閣、2012年)、『大学生のためのクリティカルシンキング:学びの基礎から教える実践へ』(共訳、北大路書房、2019年)、『教育心理学(教職教養講座 第8巻)』(編著、協同出版、2018年)、 『批判的思考と市民リテラシー:教育,メディア,社会を変える21世紀型スキル』(編著、誠信書房、2016年)、『ワードマップ批判的思考: 21世紀を生きぬくリテラーの基盤』(共編著、新曜社、2015年)、など。- 講師:服部 憲児
- 京都大学大学院教育学研究科 准教授(講師)
【受講生へのメッセージ】
専門は教育行政学・教育政策学です。正直なところ、講演タイトルに対する明確な答えはまだありません。受講生の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
【主な著書】
『教育経営』(編著、協同出版、2017年)、『教育行政提要(平成版)』(編著、協同出版、2016年)、『フランスCNEによる大学評価の研究』(単著、大阪大学出版会、2012年)、『教育経営ハンドブック』(分担、学文社、2018年)、『Japanese Educational System and its Administration』(分担、東信堂、2018年)、『教育制度』(分担、協同出版、2018年)、『比較教育学原論』(分担、協同出版, 2019年)など。- 講師:西岡 加名恵
- 京都大学大学院教育学研究科 教授(プログラム・コーディネーター)
【受講生へのメッセージ】
学校現場での様々な課題に取り組んでおられる先生方に、京都大学大学教育学研究科で蓄積されている多彩な知見をお届けできれば・・・と願い、本プログラムを企画しました。E.FORUMの研修は、先生方の交流の場としても、大変好評です。是非、お誘いあわせの上、ご参加いただければ幸いです。
【主な著書】 『教科と総合に活かすポートフォリオ評価法』(単著、図書文化、 2003年)、『教科と総合学習のカリキュラム設計』(単著、図書文化、2016年)、『「資質・能力」を育てるパフォーマンス評価』(編著、明治図書、2016年)、『教科の「深い学び」を実現するパフォーマンス評価』(共編著、日本標準、 2019年)、『「逆向き設計」実践ガイドブック』(共編著、日本標準、2020年)、『高等学校 教科と探究の新しい学習評価』(編著、学事出版、2020年)など。
◇第1回 7月3日(土)14:00-16:00
講師:石井英真 京都大学大学院教育学研究科 准教授
「教育改革の最新動向と授業づくりの課題」
GIGAスクール構想によりICT環境が整備され、中央教育審議会答申「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して」において、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実の必要性が提起される中、こうした改革の要点を読み解き、学校のあり方、授業や学びのあり方について考えます。
◇第2回 7月17日(土)14:00-16:00
講師: 明地 洋典 京都大学大学院教育学研究科 准教授
「基礎研究者と考える特別支援教育」
特別支援教育という概念が広がって久しいですが、その両輪であるべき教育実践家と基礎研究者との間の交流は十分ではありません。現場で活動する者は基礎研究の知見を知ることで実践に活かし、また、基礎研究者は現場の実際を知ることで現場の需要に応える研究へ繋げられる可能性があります。本講座では、自閉スペクトラム症の基礎研究者である講演者と実際の教育に関わる皆さんが交流し、よりよい教育実践について考える機会を設けたいと考えています。
◇第3回 7月31日(土) 14:00-16:00
講師:西 見奈子 京都大学大学院教育学研究科 准教授
「心のケアとはなにかーその歴史から考えるー」
近年、教育場面においても子どもの心のケアが大切であることは、広く共有されています。
しかし、心のケアとは一体、どのようなものでしょうか。そもそも心とは何を指しているのでしょうか。子どもがどのように変化することが心のケアと言えるのでしょうか。臨床心理学の成り立ちを出発点に、その歴史的変遷を辿りながら、心のケアについて考えてみたいと思います。
◇第4回 8月8日(日)14:00-16:00
講師:楠見 孝 京都大学大学院教育学研究科 教授
「教師の実践知獲得」
教師の専門性の発達は,経験を通して実践知を獲得する熟達のプロセスです。実践知は,ヒューマンスキルとテクニカルスキル,さらに,コンセプチュアルスキルに分かれ,批判的思考が支えています。教師の熟達においては,経験と内省を積み重ねて,教訓や持論を引き出し,新たな状況に挑戦する経験学習のサイクルが重要です。本講座では、自らの経験を振り返り,実践知を身につけるにはどのようにしたら良いかを,皆さんと考えます。
◇第5回 8月22日(日)14:00-16:00
講師:服部 憲児 京都大学大学院教育学研究科 准教授
「教師が能動的に取り組む学校マネジメントをいかに実現するか」
学校では様々な取り組みがなされていると思います。しかし、せっかくよく考えられた取組であっても、様々な事情で先生方に能動的に関わっていただけず、なかなか十分に効果が上がらないこともあるのではないでしょうか。そのような状況にどう向き合っていけば良いのかについて、学校マネジメントの観点からお話したいと思います。
<お申込みについて>
全5回お申し込み → こちらから (申込期限:6月29日(火))⇒締め切りました。
第1回のみお申し込み → こちらから (申込期限:6月29日(火))⇒締め切りました。
第2回のみお申し込み → こちらから (申込期限:7月13日(火))⇒締め切りました。
第3回のみお申し込み → こちらから (申込期限:7月27日(火))⇒締め切りました。
第4回のみお申し込み → こちらから (申込期限:8月3日(火))⇒締め切りました。
第5回のみお申し込み → こちらから (申込期限:8月17日(火))⇒締め切りました。
※申込フォームの会員登録は、京大オリジナルの会員登録で、E.FORUMの会員ではありませんので、ご注意ください。
※お申込いただいた教育委員会・学校関係者の内、希望者はE.FORUMの会員として登録させていただきます。
申込フォームで該当の項目を選択してください。
「E.FORUM会則」についてはこちらをご確認ください。
なお、該当者以外の方(例.企業の方など)については、本講座を受講はしていただけますが、E.FORUMの会員としては登録されません。予めご了承ください。
【共催】
京都大学大学院教育学研究科 教育実践コラボレーション・センター
京大オリジナル株式会社
■全体の構成
14:00~14:10 オープニング
14:10~15:50 講義
ディスカッション(グループ+全体)
質疑応答
15:50~16:00 雑談タイム
■ご注意ください
・本学都合以外での入金後の返金は一切できません。何卒ご了承くださいませ。
・開講3日前までに視聴用のアドレスをお知らせします。
・受講対象者以外の方(企業の方など)は、ディスカッションにはご参加いただけません。予めご了承の上、お申し込みください。
・Zoomの仕様や使い方に関するお問合せにはお答えいたしかねます。
・お客様の環境等が原因で発生した、視聴できないといったトラブルに関しては個別の対応や返金等はございません。予めご了承願います。
■以下の事項は禁止させていただきます。お申し込みの前にご確認ください。
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