PROGRAM
専門コース(基礎/応用)
臨床研究プロジェクトマネジメント講座
2021.7.3(土) 〜 2021.8.21(土)
10:30~18:00
- 日時
- 2021.7.3(土) 〜 2021.8.21(土)10:30~18:00全4回
- 臨床研究プロジェクトマネジメント講座
- 会場
- オンライン
- 受講料(税込)
- 通常価格 200,000円アカデミア価格 120,000円
- 定員
- 30名
- 申込期限
- 2021.6.29(火)
製薬企業、CRO、アカデミアで臨床研究に関わる方(下部、備考参照)
- 講師:一村 昌彦 (イチムラ マサヒコ)
- 国立がん研究センター中央病院 臨床研究支援部門 研究企画推進部 臨床研究支援室
1993年より製薬企業にて臨床開発;臨床試験の計画立案・推進、承認申請、およびプロジェクトマネジメント;プロジェクトリーダー/マネジャーとして関係者と協業、チームをリードしながら新薬開発を推進。PMOとして開発体制の構築、プロジェクトチーム支援に従事。2019年より現職。医師主導治験のプロジェクトマネジャー、レジストリ研究の調整事務局を担当し、製薬企業、医療機関と協業しながら希少がんの治療開発に従事。米国PMI認定Project Management Professional。
- 講師:岩崎 幸司 (イワサキ コウジ)
- 大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部 臨床研究センター 特任教授
武田薬品㈱にて臨床開発(治験実施、薬事申請)に従事。臨床開発、DM、MA部門等の責任者を経て、2017年より現職。臨床研究プログラムをマネジメントするとともに、若手医師に対して臨床研究プロトコルの作成を指導。P2Mガイドブック第3版(日本PM協会)2部4章価値評価のマネジメントを執筆。博士(薬学)
- 講師:今野 浩一 (コンノ コウイチ)
- PMコンサルティング ポジティブインテンション 代表
1982年より製薬企業において臨床開発に従事。2001年に研究開発組織内にプロジェクトマネジメントを導入、PMO責任者として開発事業戦略・計画の情報統括。社外活動として製薬業界およびアカデミアへのプロジェクトマネジメント導入とプロジェクト・マネジャーの育成活動を推進。2013年より現職。製薬企業・CROを主なパートナーとし、プロジェクトマネジメント導入、プロジェクトマネジメント人材開発、プロジェクトチームビルディング等のコンサルティングに従事。DIA Japanプロジェクトマネジメントコミュニティーリード、Project Management Professional 、 PHP認定チームコーチ/ビジネスコーチ
- 講師:佐藤 隆 (サトウ タカシ)
- PMオーケストラ サトウタカシ
1992年に製薬会社へ入社し、薬物動態研究、安全性情報管理、臨床開発を経て、2005年より開発品目のプロジェクトマネジメントに係わる。新規有効成分、小児適応拡大、剤形変更などにて複数の承認経験を持ち、開発業務に関連するコンピューター化システム(文書管理、CTD 作成、臨床試験管理など)の導入プロジェクトもリードした。活動は社外にも広がっており、医薬品開発のプロジェクトマネジメントに関する団体に加えて、人材育成系のコミュニティにも参画する。2021年より個人事業主を兼業している。Project Management Professional (2009年)、Certified Professional Co-Active Coach (2016年)。
- 講師:住田 秀司 (スミダ シュウジ)
- 中外製薬株式会社 信頼性保証ユニット HRビジネスパートナー
製剤設計を通じて、製品に適用する製剤特許の取得やたんぱく質製剤の処方変更申請と承認を経験。本社開発推進機能において、プロジェクトリーダー、R&D意思決定会議体事務局の経験から、社内プロジェクトマネジメント変革プロジェクトをリード。その後、信頼性保証部門の基本組織長としてQuality Management Systemの導入を主導するとともに、Data Integrity改善プロジェクトや非製造分野におけるQuality Assuranceプロジェクトをリード。2019年10月より現職。日本プロジェクトマネジメント協会Project Management Specialist保有。
- 講師:塚本 淳 (ツカモト アツシ)
- 第一三共株式会社 研究開発本部 開発統括部 開発薬事部 部長
海外CMC薬事、国内臨床開発モニタリング業務を経て米国開発子会社赴任・駐在。現地で開発担当業務・プロジェクトマネジメント業務を実践しつつ、日米の手法・考え方の違いを経験。医薬品開発における効率的なグローバル業務運営、マネジメントについてDIA年次総会でセッションを運営するなどし、その後グローバルプロジェクトマネジャー、プロジェクトポートフォリオ事務局長、研究開発企画G長などを経て2018年4月より現職。国内外の様々な品目の承認取得を監督。2013年北里大学大学院にて博士号(医薬開発学)取得
- 講師:福島 靖雄 (フクシマ ヤスオ)
- 第一三共株式会社 プロジェクトマネジメント部 主査
第一三共(株)にて、グローバル新薬開発業務に従事。研究チームリーダー、グローバル開発プロジェクト/他社との共同開発プロジェクトチームにおけるプロジェクトマネジャー等を担当。米国・英国子会社での異文化コミュニケーション、日米での承認申請業務、開発領域戦略策定やリーダー/プロジェクトマネジャーのコンピテンシー策定業務等も経験。薬学博士号、日本プロジェクトマネジメント協会Project Management Specialist保有。
- 講師:藤原 紀子 (フジワラ ノリコ)
- 東京大学医科学研究所附属病院 緩和医療・先端臨床腫瘍科 特任研究員
2005年より大学病院看護部および臨床研究支援部門に勤務、2012年がん看護専門看護師認定、2013年SoCRA/CCRP取得。Clinical Research Nursingが専門。2015年~2016年まで、米国・豪州にて、臨床研究のオペレーション/マネジメントを学ぶ。2017年より現職。緩和ケアの臨床および院内外でリサーチナース・CRCのアドバイザーに従事。Asia-Pacific Gynecologic Oncology Trials group (APGOT):Operation Chair、International Association of Clinical Research Nurses (IACRN)日本支部代表。
【開催日時】
第1回 2021年7月 3日(土)
第2回 2021年7月10日(土)
第3回 2021年8月 7日(土)
第4回 2021年8月21日(土)
各日 10:30~18:00
【到達目標】
・プロジェクトマネジメントやビジネスマネジメントの基礎知識を得ることができる
・臨床研究に関わるプロジェクトマネジメントの実践がイメージできる
・様々な臨床研究のプロジェクトマネジメントの場面に求められる技術・行動やあり方が理解できる
・演習(対話やディスカッション)を通じて、講義で学んだスキルの活かし方を知ることができる
【講座内容・スケジュール】 ※各講義90分を予定
◇第1回 2021年7月 3日(土)10:30-18:00
①講師:今野 浩一
「プロジェクトマネジメントの知識体系とそれを実践する意義・価値を理解する」
・プロジェクトマネジメント イントロダクション①
②講師:今野 浩一
「プロジェクトマネジメントの知識体系とそれを実践する意義・価値を理解する」
・プロジェクトマネジメント イントロダクション②
③講師:藤原 紀子
「ステークホルダーのエンゲージメントを高める方法について学ぶ」
・ステークホルダーとの協働
・チーム形成
④講師:塚本 淳
「プランニングプロセスの基本的知識と主要なツールの目的・機能と活用方法を理解する」
・プランニング (開発アプローチ、ライフサイクル)
◇第2回 2021年7月10日(土)10:30-18:00
⑤講師:福島 靖雄
「プロジェクト実行とコントロールプロセスの基本的知識と主要なツールの目的・機能と活用方法を理解する」
・プロジェクト活動の実行(Execution)
・プロジェクトパフォーマンス評価(Measurement)
⑥講師:住田 秀司
「スコープ、品質マネジメントプロセスの基本的知識と主要なツールの目的・機能と活用方法を理解する」
・スコープと品質への取り組み
・不確実性への取り組み
⑦講師:岩崎 幸司
「プログラムマネジメントの知識体系とそれを実践する意義・価値を理解する」
・プログラムマネジメント1
プログラム構想計画の立案方法
⑧講師:塚本 淳
「プログラムマネジメントの知識体系とそれを実践する意義・価値を理解する戦略文書の意義と内容および作成プロセスを理解する」
・プログラムマネジメント2
戦略ドキュメントとステークホルダーとのコミュニケーション
◇第3回 2021年8月 7日(土)10:30-18:00
⑨講師:今野 浩一
「臨床研究計画書およびプロジェクトチャータ―の作成」
・プロジェクト演習Ⅰ
⑩講師:住田 秀司
「臨床研究計画書およびプロジェクトチャータ―へのフィードバックとグループディスカッション」
・プロジェクト演習Ⅱ
⑪講師:佐藤 隆
「プロジェクトや現在の状況がかかえる課題、潜在化していない課題の解決方法を学ぶ」
・プロジェクトリーダーシップ1
課題を問い、アイデアを引き出す
⑫講師:一村 昌彦
「周囲の人々の理解を深め、巻き込み、動かすためのリーダーシップについて学ぶ」
・プロジェクトリーダーシップ2
人を理解し、巻き込み、動かす
◇第4回 2021年8月21日(土)10:30-18:00
⑬講師:塚本 淳
「多様化する環境において、コンフリクトを活用し、戦略的・効果的にマネジメントするための方法を学ぶ」
・プロジェクトリーダーシップ3
多様性のコンフリクトを生かす
⑭講師:藤原 紀子
「チームを育て、能力を引き出し、パフォーマンスを継続して向上させる方法を学ぶ」
・プロジェクトリーダーシップ4
チームの能力を引き出し、パフォーマンスを最大化する
⑮講師:佐藤 隆
「不確実で変化の速い状況における状況において、リーダーシップを発揮する(行動する)方法を学ぶ」
・プロジェクト演習Ⅲ リーダーシップ
⑯講師:西村 勉
「臨床研究におけるプログラムマネジメントの実践例から、マネジメントの要諦を学ぶ」
・臨床研究におけるプログラムマネジメント
京大オリジナル株式会社
【対象について】
具体的には、治験責任医師、プロジェクトマネジャー、スタディーマネジャー、臨床開発リーダー、メディカルアフェアーズのプロジェクトマネージャー、データマネジャー、医薬品安全性監視担当者、薬事担当者、非臨床担当者、など
※アカデミア価格対象:大学、研究機関等(国・地方公共団体・独立行政法人等)にご所属の方となります。ご不明な際はお問い合わせ願います。
【受講環境について】
オンラインシステム「Zoom」を利用し講義をライブ配信します。「Zoom」受講が可能なウェブ環境をご準備ください。
お申し込みを頂いた方には別途オンライン講義への参加方法をご登録のアドレスに電子メールにてお送りします。
【お支払いについて】
お支払い方法は全4回まとめての請求書払いとなります。(各回それぞれのお申込みは受け付けておりません。)
開催2週間前位に請求書(PDF)をメールでお送りします。内容をご確認の上、請求書記載の期限までにお振込みください。
【キャンセルについて】
お客様のご都合により、お申し込み後にキャンセルされる場合は、以下キャンセル料を申し受けます。
(1)開講日の7日前から前々日 受講料の30%
(2)開講日の前日から当日 受講料の 100%
【講座の開講・中止】
最低履行人数に満たない場合、開催を中止する場合がございます。その場合、上記に関わらず全額返金いたします。
締切日前であっても定員になり次第、お申し込みの受付けを締め切ります。
受講者が一定数に達しない場合など、やむを得ず講座の開講を中止することがあります。その場合、お支払い済みの受講料はお返しいたします。
講師の急病や事故、交通機関のストライキ、台風、大雪などによる著しい荒天、天災地変などのため、やむを得ず休講、または講座内容の一部を変更することがあります。講座内容を変更の上実施した場合、受講料の返金はいたしません。
講師の病気など、事情により他の講師が代講することがあります。この場合、受講料の返金はいたしません。
事前に判明した休講および補講の連絡は、受講生に直接、または講義にてご連絡します。突然の著しい荒天、天変地異、事故などによって、休講および補講が当日判明した場合は、メールにて直接お知らせします。
急な休講で連絡がとれないためにおいでいただいた場合など、いかなる事由でも会場までの交通費、宿泊費などの受講料以外に関する損害は補償いたしません。
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