PROGRAM
専門コース(基礎/応用)
京都大学アートイノベーション特別講座
~アーティストの思考ロジック、アート・カルチャー・テクノロジーの融合をビジネスシーンへ応用~
2021.11.22(月) 〜 2021.11.25(木)
9:30〜17:45/10:00~17:30
- 日時
- 2021.11.22(月) 〜 2021.11.25(木)9:30〜17:45/10:00~17:30全2日間
【講義】11月22日(月)
【グループ討議】11 月24 日(水)または25 日(木) - 京都大学アートイノベーション特別講座
~アーティストの思考ロジック、アート・カルチャー・テクノロジーの融合をビジネスシーンへ応用~
- 会場
- オンライン
- 受講料(税込)
- 150,000円
- 定員
- 初年度限定20名※定員になり次第締め切りますのでお早めにお申し込み下さい。
- 申込期限
- 2021.10.29(金)
・企業の新規事業担当でアイデアを事業化するプロセスに課題をお持ちの方
・新規事業に挑戦するメンバーを育てたい方
・既成概念にとらわれずに新規事業を生み出したい、ゼロから1を生み出す土台を身につけたい方
- 講師:土佐 尚子
- 芸術家、京都大学大学院総合生存学館アートイノベーション産学共同講座 特定教授
工学博士(東京大学)。人間が歴史の中で行為や文法などの形で蓄えてきた芸術文化をデジタル映像で表現する「カルチュラル・コンピューティング」を提唱し、作品制作・研究を行う。主な作品にニューヨーク近代美術館コレクション『An Expression』、1993 年のArs Electronica で招待展示した『ニューロベイビー』、京都五山建仁寺に奉納した『静寂』『雲の上の山水』高速度撮影の『Soundof Ikebana』『Genesis』がある。2016 年度文化庁文化交流使の拝命を受け8 カ国を表敬訪問し、NY Times Square のビルボードで代表作『Sound of Ikebana』を1 ヵ月間毎日上映するなど国際的に活躍している。平成30 年〜31 年 内閣府総合科学技術・イノベーション会議専門委員。MIT 建築学部 Center for Advanced Visual Studies のアーティストフェローを経て、現職。
- 講師:池坊 専好
- 華道家元 池坊 次期家元 京都大学経営管理大学院 特命教授
550 年以上続く日本の伝統文化である華道家元池坊の次期家元。京都にある紫雲山頂法寺(六角堂)の副住職。
いのちをいかすという池坊いけばなの精神に基づく多彩な活動を展開。
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士後期課程修了。 アイスランド共和国名誉領事。
・紫雲山頂法寺(六角堂)副住職
・一般財団法人池坊華道会副理事長
・公益財団法人日本いけばな芸術協会副会長
・在京都アイスランド共和国名誉領事
・公益財団法人2025 年日本国際博覧会協会(2025 年大阪・関西万博)理事・シニアアドバイザー
・池坊550 年祭ボストン・ニューヨークいけばな交流ツアーにて渡米、国連本部で献華を行う。- 講師:重森 三明
- 重森三玲庭園美術館長
1965 年生まれ。京都芸術短期大学専攻科修了、パリ国立高等美術学校卒業。
2000 ‐ 2001 年、祖父である重森三玲の旧宅保存にむけて、三玲邸を舞台にアート・プロジェクトを展開。
海外のキュレイター達と企画し、G・オロスコやD・グレアムなど国際的に活躍する作家を招聘した。
2006 年、重森三玲旧宅の書院庭園部を重森三玲庭園美術館として再生、館長に就任。
元々は現代アートを制作、研究していたが、近年、「場のアート」として、庭園など伝統芸術にも関心をよせる。著書に、『重森三玲 Ⅱ』(文・写真、京都通信社)、『京の坪庭を楽しむ』(共著、平凡社)など。数年来、庭の設計にも取り組みはじめ、現代アートと庭園の融合を模索する。- 講師:中津 良平
- 京都大学デザイン学リーディング大学院特命教授
1971 年京都大学工学部修士課程修了。1971 年~ 1995 年、NTT 研究所にて音声認識の基礎研究・実用化に従事し、世界初の商用音声認識応答システムを開発。1995 年~ 2002 年、ATR(国際電気通信基礎技術研究所)にてテクノロジーとアートの融合研究を牽引。2002 年~ 2007 年、関西学院大学理工学部教授としてヒューマノイドロボットの研究に従事、2007 年~ 2014 年、NUS(国立シンガポール大学)教授およびInteractive & Digital Media Institute 所長としてメディア研究を推進。
現在は京都大学デザイン学リーディング大学院特命教授としてアートとAI の融合研究に従事。工博。
- 講師:事例紹介講師
●凸版印刷株式会社
人事労政本部 人財開発センターセンター長 巽 庸一朗
●三菱電機株式会社
先端技術総合研究所 桑田 宗晴
●セイコーウオッチ株式会社
企画開発本部 副本部長 デザイン部長 執行役員 種村 清美
●セイコーエプソン株式会社
P 事業戦略推進部 課長 三宅 純一、シニアスタッフ 丸山 紗恵子
●AGC 株式会社
事業開拓部 新山 聡
●大阪ガス株式会社
エネルギー・文化研究所 所長 金澤 成子
詳細は「リーフレット」のファイルをご覧ください。
-京都大学では、凸版印刷とアートイノベーション産学共同講座を作り、様々な先端企業と共同研究を進めています。
未来の社会やを考える機会、ソリューションではなくクエスチョン(様々な発明や作品を通じて、未来についての対話の場を創出すること)を重視した人材育成を目指して多種多様な活動をしています。
本講座では、上記の研究から生み出された、アーティストが作品を生み出す際の思考ロジックをビジネスシーンに応用する「アートイノベーションメソッド」を学び、実践につなげます。
【学びのポイント】
アート鑑賞するのみではなく、実際にアートイノベーションを活用したアイデアのプロトタイプを研究者やアーティストと一緒に検討します。
第一線で活躍する研究者やアーティストから直接フィードバックを受けることができ、既存のアイデアをブラッシュアップし価値観をアップデートできる、絶好の機会となります。
「アート×カルチャー×テクノロジー」についての最新事例、各企業の取組紹介、日本を代表する芸術家の考え方に触れる機会を設けます。
【受講者へのメッセージ】
既成概念にとらわれずに新規事業を生み出したい方におススメの、京都大学の新しい講座です。
新たな価値創造に、既存の方法では限界を感じている企業のご担当者様も是非ご参加下さい。
※講座の受講のながれ
①アートイノベーションメソッドの事前レクチャー(動画視聴)
②メソッドを活用した事前課題の作成(アイデアのプロトタイプの作成)
③アイデアのプロトタイプのブラッシュアップ(研究者やアーティストから直接フィードバック)
【日程】
・11 月22 日(月)
「アート&カルチャー、テクノロジーを用いた京都大学アートイノベーションメソッドについて」
講師:土佐 尚子(京都大学大学院総合生存学館アートイノベーション産学共同講座 特定教授)
-----------------------------------------
『共同研究企業のアートイノベーション事例紹介』
「アートイノベーションによる社員の創造性開発の取り組みについて」
講師:巽 庸一(:凸版印刷株式会社 人事労政本部 人財開発センター センター長)
「Mirroria が開く鏡像AR の世界…心の支度/ 土佐アート@Mirroria」
講師:新山 聡(AGC 株式会社 事業開拓部)
「自然のゆらぎを再現する感性ライティング」
講師:桑田 宗晴(三菱電機株式会社 先端技術総合研究所)
「アートを身にまとう−デジタル捺染によるイノベーション」
講師:三宅 純一(セイコーエプソン株式会社P 事業戦略推進部 課長)
丸山 紗恵子(セイコーエプソン株式会社P 事業戦略推進部シニアスタッフ)
「グランドセイコーブランディングでの事例」
講師:種村 清美(セイコーウオッチ株式会社 企画開発本部 副本部長 デザイン部長 執行役員)
「文化( アート) と企業の共創意義について」
講師:金澤 成子(大阪ガス株式会社 エネルギー・文化研究所 所長)
--------------------------------------------------------
日本の伝統美を知る①
「いけばなの美と哲学」
講師:池坊 専好(華道家元 池坊 次期家元 京都大学経営管理大学院 特命教授)
日本の伝統美を知る②
「重森三玲の庭 美をつくる· 美にきづく」
講師:重森 三明(重森三玲庭園美術館長)
「AI と日本美」
講師:中津 良平(京都大学デザイン学リーディング大学院特命教授)
・11 月24 日(水)または11 月25 日(木)
グループ討議(講義内容に関するディスカッション、質問まとめ)
質疑応答および、事前課題のブラッシュアップ
事前課題発表および質疑、参加者同士の評価(投票)
主催:京大オリジナル株式会社
共催:京都大学大学院 総合生存学館
【講義】11月22日(月)
【グループ討議】11 月24 日(水)/ 11 月25 日(木)
※20 名以上のお申込があった場合、グループ討議の日程を2 日に分けて実施いたします。
いずれかの日程にご参加頂く事になりますので、お申し込みの際は3日程の確保をお願いいたします。
(お申込締切後10月29日以降にご参加いただく日程は確定いたします。
【キャンセルに関して】
お客様のご都合により、お申し込み後にキャンセルされる場合は、以下キャンセル料を申し受けます。
(1)開講日の7日前から前々日 受講料の30%
(2)開講日の前日から当日 受講料の 100%
最低履行人数に満たない場合、開催を中止する場合がございます。その場合、上記に関わらず全額返金いたします。