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専門コース(基礎/応用)

Professional専門コース(基礎/応用)

スクールリーダー育成のためのオンライン・リレー講座 2022

E.FORUM2022 全国スクールリーダー育成研修

2022.6.19(日) 〜 2022.8.6(土)
14:00~16:10

人文・哲学
終了オンライン
日時
2022.6.19(日) 〜 2022.8.6(土)14:00~16:10全5回
スクールリーダー育成のためのオンライン・リレー講座 2022

E.FORUM2022 全国スクールリーダー育成研修

会場
オンライン
Zoomによるライブ配信
受講料(税込)
2,000円/回クレジットカードのみ
定員
150名程度/回(定員に達し次第締切)
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対象

学校・教育委員会の関係者、教員志望の学生
(受講対象者以外の方(企業の方など)は、ディスカッションにはご参加いただけません。予めご了承の上、お申し込みください。)

講師
  • 講師:石井 英真
    京都大学大学院教育学研究科 准教授(講師・プログラム・コーディネーター)

    【受講生へのメッセージ】
    専門は教育方法学(学力論)です。学校で育成すべきで、育成可能な資質・能力の中身をモデル化し、それを育成するためのカリキュラム・授業・評価のあり方について、理論的・実践的に研究しています。本講座が、これからの学校や学びのあり方について考える上で、少しでも手掛かりになることを願っています。
    【主な著書】
    『 今求められる学力と学びとは―コンピテンシー・ベースのカリキュラムの光と影』(単著、日本標準、2015年)、『再増補版・現代アメリカにおける学力形成論の展開』(単著、東信堂、2020年)、『授業づくりの深め方』(単著、ミネルヴァ書房、2020年)、『未来の学校―ポスト・コロナの公教育のリデザイン』(単著、日本標準、2020年)、『GIGAスクールのなかで教育の本質を問う』(共著、日本標準、2022年)など。

  • 講師:西 見奈子
    京都大学大学院教育学研究科 准教授(講師)

    【受講生へのメッセージ】
    専門は臨床心理学で、特に精神分析について実践、研究をしております。今回は、「関係」ということをキーワードに精神分析の視点から教育について考えてみたいと思います。
    【主な著書】
    『精神分析にとって女とは何か』(編著、福村出版、2020年)、『いかにして日本の精神分析は始まったか : 草創期の5人の男と患者たち』(単著、みすず書房、2019年)、『子どもとかかわる人のためのカウンセリング入門: 教育相談支援 』(編著、萌文書林、2010年)など。

  • 講師:明地 洋典
    京都大学大学院教育学研究科 准教授(講師)

    【受講生へのメッセージ】
    今回のお話は、基礎的な知見や理論に関することが中心になります。基礎研究から教育実践までの道のりは遠く、理論はともすれば机上のもので終わる可能性もあります。一方で、学術的な基礎知識を身に着けることは、実践の土台を強固にすることに繋がるかもしれません。今回のお話が少しでも実践の手がかりや足場になることを願っています。
    【主な著書】
    『Comprehensive Guide to Autism』(共著、Springer、2014年)
    『発達科学ハンドブック: 自閉スペクトラムの発達科学』(共著、新曜社、2018年)

  • 講師:楠見 孝
    京都大学大学院教育学研究科 教授(講師)

    【受講生へのメッセージ】
    専門は教育心理学・認知心理学です。リスク社会におけるメディアリテラシーと批判的思考力の育成、人工知能の活用とその問題点に関心を持っています。本講座が、自らの実践を振り返り,スクールリーダーとして活躍するきっかけとなることを願っています。
    【主な著書】
    『ワードマップ 批判的思考: 21世紀を生きぬくリテラーの基盤』(共編著、新曜社、2015年) 、『メディアリテラシー: 吟味思考(クリティカルシンキング)を育む』(分担著、時事通信出版局、2021)、『批判的思考と市民リテラシー:教育,メディア,社会を変える21世紀型スキル』(編著、誠信書房、2016年)、『大学生のためのクリティカルシンキング:学びの基礎から教える実践へ』(共訳、北大路書房、2019年)、『実践知:エキスパートの知性』(共編著、有斐閣、2012年)、『教育心理学(教職教養講座 第8巻)』(編著、協同出版、2018年) 、など。

  • 講師:西岡 加名恵
    京都大学大学院教育学研究科 教授(講師・プログラム・コーディネーター)

    【受講生へのメッセージ】
    学校現場での様々な課題に取り組んでおられる先生方に、京都大学大学教育学研究科で蓄積されている多彩な知見をお届けできれば・・・と願い、本プログラムを企画しました。E.FORUMの研修は、先生方の交流の場としても、大変好評です。是非、お誘いあわせの上、ご参加いただければ幸いです。
    【主な著書】
    『教科と総合に活かすポートフォリオ評価法』(単著、図書文化、 2003年)、『教科と総合学習のカリキュラム設計』(単著、図書文化、2016年)、『「資質・能力」を育てるパフォーマンス評価』(編著、明治図書、2016年)、『教科の「深い学び」を実現するパフォーマンス評価』(共編著、日本標準、 2019年)、『「逆向き設計」実践ガイドブック』(共編著、日本標準、2020年)、『高等学校 教科と探究の新しい学習評価』(編著、学事出版、2020年)など。

  • 講師:奥村 好美
    京都大学大学院教育学研究科 准教授(プログラム・コーディネーター)

    【受講生へのメッセージ】
    専門は教育方法学です。日本・オランダをフィールドに、教育評価や授業・カリキュラムのあり方について研究してきました。E.Forumの場が、先生方が教育のあり方を見つめ直し、編み直していく一助となりますことを願っております。
    【主な著書】
    『<教育の自由>と学校評価』(単著、京都大学学術出版会、2016年)、『「逆向き設計」実践ガイドブック』(共編著、日本標準、2020年)、『変動する大学入試』(分担、大修館書店、2020年)、『学びをめぐる多様性と授業・学校づくり』(分担、金子書房、2020年)など。

内容

◇第1回 6月19日(日)14:00-16:10
講師:石井 英真 京都大学大学院教育学研究科 准教授
「教育改革の最新動向と授業づくりの課題」

GIGAスクール構想によりICT環境が整備され、中央教育審議会答申「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して」において、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実の必要性が提起される中、こうした改革の要点を読み解き、学校のあり方、授業や学びのあり方、そして、さらに次の学習指導要領に向けた課題について考えます。
◇第2回 7月2日(土)14:00-16:10
講師: 西 見奈子 京都大学大学院教育学研究科 准教授
「精神分析から考える教育」

現代の精神分析においては、心の営みを人が対象とどのような関係を持つのかという視点から理解します。教育は人と人との関わりです。同じ教師が同じ方法で教えていたとしても、生徒との関係が違えば、結果も異なることでしょう。教育を考える上では関係性は重要な要素です。そうした人との関係はどのように育まれていくものでしょうか。人が持つ関係性が教育に与える影響について、精神分析の視点から考えてみたいと思います。
◇第3回 7月16日(土) 14:00-16:10
講師:明地 洋典 京都大学大学院教育学研究科 准教授
「障碍と発達に関する基礎知識」

特別支援教育が制度の上で開始されて以来、その対象とされる児童・生徒の数は増加の一途を辿っています。しかし、教員の中には障碍や特別支援教育に関する十分な知識を身に着ける機会がないまま対応に追われている方もおられます。このような状況は、児童・生徒、教員の双方にとって、ひいては、社会全体にとっての不利益と言えます。今回は、障碍と発達に関する基礎的な知見や理論、考え方についてお話をさせていただきます。
◇第4回 7月30日(土)14:00-16:10
講師:楠見 孝 京都大学大学院教育学研究科 教授
「批判的思考力とリスクリテラシー」

コロナ禍において,教員は,新たな問題への解決が求められています。そのためには,感染リスクと新たな教育について情報を,メディアやネットから読み解くメディアリテラシーと情報通信技術を利活用するICTリテラシー,リスクに対処するためのリスクリテラシー,それらの土台となる批判的思考力が重要です。本講座では、これらの力を,自ら身につけ,学習者に伝え,育むにはどのようにしたら良いか,皆さんと考えたいと思います。
◇第5回 8月6日(土)14:00-16:10
講師:西岡 加名恵 京都大学大学院教育学研究科 教授
「カリキュラム改善の進め方」――パフォーマンス評価をどう活かすか――

2017・2018年改訂学習指導要領では、各学校のカリキュラム・マネジメントの重要性が指摘されています。また、「資質・能力」のバランスのとれた学習評価を行うために、パフォーマンス評価の活用が推奨されています。今回は、パフォーマンス評価を活用することによって、どのようにカリキュラム改善を進められるのかについて検討します。

<お申込みについて>
全5回お申し込み   → こちらから (申込期限:6月12日(日) 6月13日(月))
第1回のみお申し込み → こちらから (申込期限:6月12日(日) 6月13日(月))
第2回のみお申し込み → こちらから (申込期限:6月26日(日) 6月27日(月))
第3回のみお申し込み → こちらから (申込期限:7月10日(日) 7月11日(月))
第4回のみお申し込み → こちらから (申込期限:7月24日(日) 7月25日(月))
第5回のみお申し込み → こちらから (申込期限:7月31日(日) 8月1日(月))

※申込フォームの会員登録は、京大オリジナルの会員登録で、E.FORUMの会員ではありませんので、ご注意ください。
※お申込いただいた教育委員会・学校関係者の内、希望者はE.FORUMの会員として登録させていただきます。
申込フォームで該当の項目を選択してください。
「E.FORUM会則」についてはこちらをご確認ください。
なお、該当者以外の方(例.企業の方など)については、本講座を受講はしていただけますが、E.FORUMの会員としては登録されません。予めご了承ください。

リーフレット
主催等

【共催】
京都大学大学院教育学研究科 教育実践コラボレーション・センター
京大オリジナル株式会社

備考

■全体の構成
14:00~14:10 オリエンテーション
14:10~15:00 講義
15:00~15:10 休憩
15:10~16:00 ディスカッション(グループ+全体)
       質疑応答
16:00~16:10 雑談タイム

■ご注意ください
・本学都合以外での入金後の返金は一切できません。何卒ご了承くださいませ。
・開講3日前までに視聴用のアドレスをお知らせします。
・受講対象者以外の方(企業の方など)は、ディスカッションにはご参加いただけません。予めご了承の上、お申し込みください。
・Zoomの仕様や使い方に関するお問合せにはお答えいたしかねます。
・お客様の環境等が原因で発生した、視聴できないといったトラブルに関しては個別の対応や返金等はございません。予めご了承願います。

■以下の事項は禁止させていただきます。お申し込みの前にご確認ください。
1.本サービスを不正の目的をもって利用する行為
2.本セミナーを全部又は一部を問わず第三者に提供する行為
3.本セミナーの録音、録画、撮影、その他複製行為
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